返事が大きい人が褒められる
海外のサッカーコーチ?が来日して、日本の子供達に教えたらしいが、みんな元気よく「ハイ!」返事をする。
しかし、実際にミニゲームをしてみると、コーチの説明した内容が全く理解できていないとのこと。返事だけは良いと言う皮肉な結果だ。
(全てではないが)西洋では、コーチの指示に対して、子どもたちから質問責めにあう。
「こうなったら、どう動くの?」など、些細な質問もしてくるらしい。そして、ようやく全員が理解したらミニゲームにはいる。当然、ゲームでは監督の指示通り動くのである。
日本では、まずは元気に「ハイ」と返事をすること。子供の頃は、それだけで褒められたものだ。
我々は、そう言う教育を徹底的に受ける。納得いかず返事をしなければ、先生から殴られたりしたものだ。ドラマでもそのようなシーンがを見て、それが正しいと信じてしまうだろう。集合意識と言うのは強力である。
本当は自身が理解していなければ、徹底的に相手と話し合うことである。それが、日本の社会で言うコミュニケーション能力であると考える。
カウンセリングも同様である。まず、クライアントに関心をもつ。気になったところは質問したりして確認する。決して持空気を読んだりはしない。そもそも空気は読めるものではないからだ。見立てが間違えると、なかなか修正が難しくなる。相手に対して「あの人は●●な性格に違いない」と決めつけてしまうのである。
まずは、納得いくまで聞くこと。関心があれば、自然と質問したくなるものだ。
関心のある異性や有名人に対しては色々知りたいはずだ。
職場のコミュニケーションにおいても、気になったら質問することで解決していくと考える。
いま携わっている仕事、相手に関心を持つ事である。
やりたくない事をやるのであれば、関心など生じるわけがない。