まず、資格を取って何が変わったの?
このブログは、心理カウンセラーとしてではなく、SEの側面から書いていきたいと思っている。
現在はSEとして、客先でシステムを作ったり保守したり、たまには設計もしてたりする。
この業界も17年ぐらいになるのかと思う。
なぜ、心理カウンセラーになろうとしたと言うのは別のブログで詳しく書いているので、暇な時にでも見て頂きたい。
簡単に言うと、現場でハラスメント的な事を受け、メンバーや上司、そして私も体調を崩した事がカウンセラーになろうと思ったきっかけである。
カウンセラーになる前は、とにかく「耐える」事が大事であると信じてきた。そして、どんな状況でも、こちらに落ち度がなく理不尽な状況に置かれても、プロとして結果を出す事であると信じてきた。
心理学で言うブリーフシステムである。
一見、「プロとして当たり前じゃん」と思う人間もいるだろう。テレビやドラマ、小説などなどサクセスストーリーがそのようなものが多いだろう。だからそう思われても仕方がない。
しかし、どう考えても、無理なものは無理であることに気づいたのである。
その時に私の人生観も変わっていった。
大きく変わったのは、「体を壊すぐらいなら会社を辞める」が自分の中で信念となっていること。
私の場合、「うつ」だったので、休めば済む話であった。時間はかかるが。
しかし、物理的な面で体調を崩してしまった場合、リカバリーがうつと比較にならないだろう。そして取り返しのつかない状態になっても後の祭りだ。だったら会社を辞めるだろう。
会社を辞めたって、失業保険だってあるし、それからしっかり先の事を考えれば良いと思う。
あと、自分の中の完璧主義が崩壊しつつある。「しつつある」と言う表現にしたのは、仕事をしているとまだそう言う部分があって、自分自身を苦しめるところがあるなぁと感じるからである。
いずれにせよ、心理カウンセラーになって大きく変わったのは、
① 以前より物事を俯瞰して見えるようになった事である。
以前は、自分のミスではないのに、慌ててしまい、判断すらできなかった。
②自分を責める回数が減っていった事もある。
理解できな事は、お客さん相手でもちゃんと納得するまで聞けるようになった。
③ 相手とのゴールを共有することを考えられるようになった。
以前はとにかく波風立てずに、クレームがないようにと考えていたが、
お互いのゴールがどこかをしっかり考えて、質問できるようになった。
まだ、沢山あるだろうが、気づいたら増やしていきたいと思う。